トイレの神様(離宮閑談)
離宮千里山にはトイレの神様がいます。
先日、吹田保健所管内院内感染対策連絡会議(阪大病院、国立循環器病研究センター、済生会千里病院、吹田市民病院、井上病院、事務局:吹田保健所)が行っている2度目の施設訪問を受けました。これは上記の連絡会議が、吹田市の高齢者施設における感染対策の一環として、各施設の要請を受けて実施されるものです。
このように書くと、何やら難しそうな話になるのですが、要は感染症対策専門の認定看護師が高齢者施設を訪問して、水回りや手指衛生、消毒の面など施設の安全衛生面をチェックし、いろいろと助言指導をしてくれるというものです。
こう書いても、まだ難しそうなんですが、要はその看護師さんが「離宮千里山のトイレは、とっても綺麗ですね。昨日、今日、掃除しただけではこんな綺麗な状態でトイレは維持できません」と言って頂いたということなんです。(^-^)
ここからが離宮閑談なんですが、実は開設以来、ずーっとお掃除を担当している職員がいます。当初は清掃委託業者のパートさんとして、その後、施設の職員として採用された方です。
彼女は、7年前、この施設ができたばかりの頃、毎日きれいにしていこうね、と他の職員にも呼びかけ、決められた場所以外でも、自発的にお掃除をしてくれていました。
家庭のトイレとは違い、施設には個室トイレが何十カ所もあります。それを他の職員と手分けして、毎日、お掃除してくれています。
そんな誰も知らない地道な日々の努力が、今回の連絡会議の評価につながったんだと思います。トイレの神様はちゃんとご覧になっていたんですね。
「いつも施設をきれいに」という心は、「利用者さんのために」という心につながっていきます。
その心が他の職員の間にも広がっていくよう頑張ります(^^)/