今や、いつどこで起こってもおかしくないほど、毎年のように災害が起こっています。
災害に備えて、国では全国の施設に福祉避難所の設置を呼び掛けています。
離宮千里山も吹田市から福祉避難所の指定を受けています。
福祉避難所とは災害時、小学校などの1次避難所で生活が困難な方を受け入れる2次避難所のことです。
もちろん災害の規模により、開設の有無は異なりますが、地域の中で施設の役割が注目されています。
そんな中、この地域にある3施設(ちくりんの里、プレーゴ緑地公園、離宮千里山)が共同して住民の方と一緒に福祉避難所開設訓練を行いました。
訓練の目的は、福祉避難所開設までの手順の確認と要援護者の受入れです。
小学校に集まった住民の皆さんが、市役所と連携。市から開設の依頼を受けて3施設が福祉避難所を開設し、実際に段ボールベッドを作って、車いすに乗った住民の方3名を受け入れるという訓練を行いました
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終了後には、住民の方々と施設側で意見交換会を開催。
施設と地域の方々とが、お互いに顔の見える関係にあること、絆を深く結んでいることが何よりも大切であると、みなで確認し合う場となりました。
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