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離宮千里山5周年記念・意見交換会

2017/06/03

離宮千里山5周年記念・意見交換会

 

お陰様で離宮千里山も5周年を迎えることができました。

今回、5周年を記念いたしまして、地域の代表の方々や福祉関係の方々、また近隣施設の責任者の方にもお集まり頂き、「地域における施設の役割」というテーマで意見交換会を開催させて頂きました。

 

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参加された方々のご芳名と議事録を掲載させて頂きますので、何かのご参考にして頂ければと存じます。

 

参加者一覧(順不同)

千里新田地区

千里新田地区連合自治会長        出口 庄次 様

民生児童委員会委員長        奥 保明 様

福祉委員会委員長          上田 眞知子 様

高齢クラブ会長           山根 茂男 様

千三地区

千三地区連合自治会長         藤木 祐輔 様

民生児童委員会副委員長              山﨑 洋子 様

民生児童委員             小笠原 實 様

民生児童委員                    吉松 隆明 様

民生児童委員                    三味 真由美 様

ちくりんの里 施設長          片村 元 様

プレーゴ緑地公園 統括施設長      大谷 潤 様

ラビアンローズ千里山 総ホーム長    籠谷 依里子 様

ラビアンローズ千里山ケアマネージャー       中戸川 美恵子 様

離宮千里山 第三者委員         勝矢 久仁子 様

離宮千里山 運営推進委員        吉田 誠 様

地域包括支援センター          森 里佳 様

地域包括支援センター          當村 槙子 様

吹田市社会福祉協議会          長谷川 淑子 様

 

離宮千里山

統括施設長                                           勝川  義幸

グループホーム里 管理者                    八木澤 伸広

小規模多機能ホーム楽 ケアマネージャー  岡田 靖子

特養 縁 生活相談員                         北原 博幸

特養 縁 ケアマネージャー               有馬 良子

グループホーム里 ケアマネージャー        元屋地 尚代

 

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意見交換会議事録

*個人名ではなく、それぞれの所属団体の一般名称に変えさせて頂いております。

 

勝川:今後、施設が、地域の中でどのような役割を果たすことが出来るのか、ご議論を頂きたいと思います。

例えば、高齢者の活躍の場としてボランティア活動などを施設で行ったり、緊急時の避難場所であったり、独居の方の鍵の預かり場所など、施設として皆様のご意見を頂戴し、今後、前向きに取り組んでいきたいと考えていますので、どうか積極的なご議論をお願いいたします。

 

社協:社協として施設連絡会を開催し、地域と施設の橋渡しをしていく立場であるので、進行をさせていただきます。最初に、民生委員としてご苦労されている点などを聞かせてもらえますか。

 

 

民生委員:地域には大きく分けて賃貸マンション、分譲マンション、戸建てがあるが、最近、一戸建て住宅は売りに出されることが多い。隣同士の垣根が高く、1日以上倒れていても分からないなどの事例が発生している。また賃貸住宅には自治会がなく、高齢化も進んでいる。地域の中の独居の方の確認が必要で、今の所、足で稼いで状況を確認している。もっと家の内外の境がゆるやかにならないといけないと思う。

 

民生委員:民生委員の仕事で一番困るのが市からもらったリストにマンション名が記載されていない事である。見当を付けて行ってみると表札がない。インターホンを鳴らしても出てこない。そうなると、もうどうしようもない。地域ともつながらない。転勤族も多く地域との交流がなかなかもてない。

 

民生委員:やはり挨拶に行っても会えない。マンションでは、マンション内の情報以外は貼らせてもらえないところもあり、地域の情報を提供出来ないで困っている。

民生委員:民生委員4年目に入る。マンション住民の高齢化、独居老人が増えている。マンション自体、老朽化しており、全ての階にエレベーターが止まらないなど高齢者にとって必ずしも環境は良くない。このような環境下で施設をどのように紹介したらいいのか施設の事がよくわからない。

 

社協:皆さんは施設をどのようにして探しているのか。

 

自治会:高齢者の相談はよくあり、施設の情報が手許にあればもっとスムースに案内できる。

 

 

自治会:家内が、施設に入所している。地域には7つの施設がある。これまで長らく民生委員をし、施設の見学もさせてもらったが、あまり関心がなかった。いざ、入所が必要になった時にどの施設に入ればよいのか全く分からなかった。入居が必要になってはじめてどの施設に入れればよいのかを調べ始めた次第である。もっと早くから高齢者の今後の行き先の確認や施設の確保の必要性を感じている。

地域内のマンションでも35年が経過し、世代交代があって子供たちが増え、賑やかになった一方で、高齢者の孤独死がある。

以前、民生委員をしている時、独居老人の孤独死が4~5件発生した。民生委員が、最初に見つける事が出来なかったということを今も悔いている。また、そのような事故になる前に、施設入居などの対応がとれればよかったと思っている。今後は、施設など行き先の情報を集め、提供するようにしたい。

 

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民生委員:経済的な問題、家庭の問題など、地域(民生委員)にどこまで知らせるのか、どこまで知る必要があるかが問題になっている。

 

福祉委員:食事会やバザーなどの提供をしている。いろいろな催し物に参加してくれる方であれば、把握ができる。そのようにしてできる限り把握していきたい。それでも、近所から知り合いが(認知症で)おかしいと言われて、どこに話をもっていったらよいのか困ったことがあった。情報を持っておくことが大事だと痛感した。

 

 

地域包括:こちらには本人や家族からの相談や近隣からの相談もたくさん来ている。こちらが窓口になってケアマネージャーにつなげていくようになれば理想だ。困っている事のサインを出せる方は次のステップへとつながっていくが、サインの出せない方、安否がとれない方をどうするかが問題である。

しかし、つい最近も安否が取れないという情報が2件あり、幸い命は助かったが危険な状態であった。

あとになって後悔しないよう情報をしっかりと伝えていきたい。

 

高齢クラブ:吹田市高齢クラブ連合会、略して吹高連に属し、福寿会会員75名で運営されており、山登り等を楽しんでいる。高齢クラブの上位団体は吹高連であり、1団体30名以上の会員制度を取っている。35ブロック107グループ13,254名の会員がいるが、それでも吹田市全体の人口から比べればその割合は少ない。吹高連として「友愛活動」などを行っているが、施設とのパイプというか、つながりがない。

 

自治会:千三地区にも高齢クラブは5つある。高齢クラブに施設が営業に訪問しても構わないのではないか。その取り組みの一つとして、吹高連と公益社が連携し「終活」の企画を行った。昔は葬儀屋などとんでもない話であったが。そういう意味でも施設がもっとPRしても問題ないのではないか。今は終活も公然と話せる時代なので、施設の見学ツアーなどもできるのではないか。終活を積極的にやっている人は、中々、人の世話にはならないようだが。

 

 

社協:お元気な高齢者にも施設のことを知ってもらうことが大事。

築35年クラスのマンションだとバリアフリー化がなされず、外に出ていけないということもある。出て来れる人は大丈夫。出て来れない人をどうするかという問題。

施設と地域とのパイプ役の立場から、これまで出てきた問題をどのように見ているか?

 

運営推進委員:マンションでコミュニティ条項をつくったが、何年か前に制度的に廃止になった。コミュニティ活動で様々なことを行ってきたが、その資金の出所が問題視されたり、あるいは行事などに参加していないのに、集金されるのは公平性を欠く等が理由になり、(他の地域で)裁判となり敗訴したという経緯もあり、コミュニティ条項が削除され、コミュニティ活動がしずらくなった。マンションではコミュニティがうまく作れない。私自身民生委員を8年やったが、施設相談は1度しかなく、寂しい思いをした。

 

福祉委員:地域でも、独居の方が、いつの間にか施設(介護サービス)の人が来て、送迎をしている姿を見るけれど、いったい誰がどこに連絡をとって対応されたのかと気になる。

 

民生委員:おそらく別居している子供さんとかが連絡をしたのでは?

 

運営推進委員:うちの母も、急性期の病院から退院の際、施設のリストを見せられてこの中から選んでくださいというような感じで。病院にはケアマネさんもいたので、退院を迫られて急いで決めなければならなかった。その時には、自治会にも相談しなければと思っていたが、切羽詰まっていた。

 

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民生委員:ご近所の方は、お隣の独居の方が帰宅した後の夜間帯を心配されている。

 

民生委員:見守りは「心配」で十分であると思う。そこまで周りの人が心配していることが大事で、中と外の仕切りはあっても、空気がつながっているような関係が大事である。扉はあるけれど空気がつながっているような関係。10年後くらいにはAIロボットが見守りをするようになるかもしれないが。

 

施設(特養):施設も地域の担い手としての使命があると思う、しかし、個人情報や守秘義務の問題があるのも事実。

ひとつには、ハコモノの活用がキーワードだと思う。福祉避難所なども施設には専門職がいるので活用してもらえればと思う。そのためにも地域との敷居を低くしなければならない。

また、高齢化率は高まっているのにそれを支えていく人材は減っている。今年から初任者研修をうちの施設で実施することになり、講師を出し合うなど施設間でも協力していきたい。

地の利や人の利を活かすよう、みなさんと協力していきたい。

 

施設(ケアハウス):設立17年になり、私も開設当初から携わっている。吹田市ではケアハウスは3カ所しかないので貴重な存在だと思っている。ケアハウスというのは、独居の方、一人で生活できる程度の方が入居できる施設で、生活保護を受けている方も利用されている。どんな方が利用されるかと言うと特養まではいかないが、先々不安な方が主に利用されており、次の特養やグループホームなどへの橋渡しの役割をする施設だと思っていただければよい。入居されるか、ディサービスを利用されるかのどちらかである。また施設内には通信カラオケを導入したカラオケルームがある。地域の方にも数百円で利用してもらえるので、是非また活用して頂きたい。

 

施設(有料老人ホーム):設立後13年になる民間の有料老人ホームである。会社としての設立は32年となり、サービスも入居だけではなく配食や訪問介護、福祉用具、ディサービスなど在宅のサービスも展開している。今後、地域の中に入って、もっともっとサービスを利用して頂けるよう知っていただく努力をしていきたい。

 

第3者委員:この施設の場所が、プレーゴ、ラビアンローズ千里山、離宮千里山と袋小路になっており、なかなか地域の人の目、意識がそこに向かない、普段は通らないところに建っている。

これまではプレーゴが夏祭りを開催し、みな楽しみにしていたが、昨年、離宮千里山で納涼祭を開催され、たくさんの子供たちがやってきて驚いた。知ってもらうことが大事だと思う。

 

民生委員:施設の情報が少なすぎるので、なかなか紹介できない。

 

自治会:私のところにも入所の相談があったが、世間の人はショートステイと特養入居の違いも分からない。

 

施設(特養):ショートステイはケアマネージャーの紹介による利用、特養の入所は直接、本人や家族の申し込みとなる。私達も、利用者がショートステイ利用を通して、その方を、私たちの力で支援できるのかどうかを、まず知るようにしている。

昔は措置の時代であり、役所が入所の必要な人を決めて入所させていた。2001年からは介護保険法が成立し、契約の時代となった。

鍵の預かり事業についても、夜勤帯の場合など、間違って鍵を渡してしまった場合など責任問題になってしまう。チェーンロックを切ることについても、それが共有なのか私物なのか、など細かい点を詰めていく必要がある。

 

自治会:専門家の皆さんからは考えられないくらい一般の方の施設に関する認識は低い。

 

民生委員:介護度別にどの施設が利用できるのか、費用はいくらぐらいかかるのか、といったリストがあれば分かりやすい。

 

民生委員:安全面の問題から施設に自由に入れないと思っていた。情報を頂けたらもっと気楽に立ち寄ることができる

 

自治会:施設見学会などを高齢クラブでやってはどうか。

 

民生委員:開設の時に見学会があった。

 

自治会:いやむしろ定期的に継続していくような見学会をやってはどうか。

 

勝川:本日の意見交換会をきっかけに、今後、より一層、地域の皆様、施設の皆さまと連携しながら、今日、問題提起していただいた内容を受け止め、次につなげていく努力をしていきたいと思います。本日はお忙しいところありがとうございました。

(文責:勝川)テーマの関係性から、ご発言を前後させて頂いたことをご了承ください。

 

 

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